「最近なんだかモヤモヤする…?」 海外生活で感じる“小さな違和感”は、心の相談サインかもしれません。
こんにちは。LivelyLifeの坂井です。
今日は、**「異国で感じる小さな違和感」**について、少し綴ってみたいと思います。
海外での生活というと、文化や言葉の違い、大きなストレスにどう対応するかに目が向きがちですが、
実はもっと小さな、「あれ…なんか違和感があるな」という感覚が、
あとから思いのほか心に影響してくることがあります。
私自身は駐在員として働いていた立場なので、
正直そういった感覚にはあまり敏感ではなかったかもしれません。
でも今になって振り返ると、家族の立場で現地に暮らしていた妻のような存在が、
言葉にしづらいモヤモヤを抱えていたのではないか、と想像するようになりました。
そして現在では、同じような悩みを持つ方々が多いのでは?と想像しています。
◆「え?こんなことで?」と思うようなことが、気になって仕方がない
たとえば——
- スーパーで「すみません」が通じなくて、気まずく感じた
- 子どもの学校行事でのやり取りがどこかよそよそしく感じた
- 周囲にうまく馴染めていない気がして、ふと寂しさを感じた
海外駐在中のご家族の方々が普通にご経験されていることではないでしょうか?
あの頃、私の妻も現地で子育てをしながら日々を過ごしていました。
彼女が実際にこう話していたわけではありませんが、
ふとした表情や様子を振り返ると、同じような違和感を抱えていたのかもしれない…そんな風に思うことがあります。
私はそういった小さな出来事をあまり気にしないタイプかもしれませんが、
今になって、「言葉にしづらい違和感」が心に静かに積もっていくという感覚を理解できるようになってきました。
◆「相談するほどではないけど…」が、一番つらかったのかもしれない
当時の妻が「疲れてるのかな」「私が弱いのかな」と、
内心思っていたのではないかと感じることがあります。
もしそうだったなら、それは**“自分の気持ちに気づいても、それを話す場所がない”**という、心のサインだったのかもしれません。
今、心理支援を行う立場としてお話しすると、
こうした**「相談するほどではないけど心に引っかかること」**こそ、見過ごしてはいけない大切なサインだと思います。
◆こんな「小さな違和感」、ありませんか?
支援の中でお伺いするお声には、次のようなものがあります。
- 「現地の人と表面的な会話はできても、深い話ができない」
- 「家族の前では元気にしているけど、ふとした時に孤独を感じる」
- 「帰国のタイミングが見えなくて、将来にぼんやりとした不安がある」
- 「誰にも話してないけど、最近涙もろくなってきた」
こうした違和感は、決して特別なことではありません。
むしろ、海外生活という“非日常”の中では、ごく自然な反応とも言えます。
◆感受性は、“心のアンテナ”かもしれません
心理支援の中では、特に女性の方が、自分の中の違和感や感情に丁寧に気づき、言葉にされることが多いように感じます。
私自身は男性として、その感受性に触れるたびに「これは心のアンテナなんだな」と思うようになりました。
たとえば、パートナーがこう話したとします。
「今日はスーパーで目が合わなかったのが、ちょっとつらかった」
そのとき、「そんなことで?」と感じてしまう方もいるかもしれません。
でも、その小さな出来事の奥に、
**「ここに自分の居場所がないのかもしれない」**という孤独や不安が潜んでいることもあるのです。
◆「こんなことで相談していいの?」そんな気持ちが一番自然です
「こんな小さなこと、誰にも話せないな…」と思うこと、ありますよね。
でも、実はそうした“ささいなこと”の中にこそ、
本当の悩みの芽や、心の疲れが隠れていることがあります。
LivelyLifeでは、そんな方に向けて、
30分の無料オンライン相談をご用意しています。
話すことで、曇っていた気持ちがスッと軽くなることもあります。
無理に深い話をする必要もありません。ただ、あなたの中にある違和感を、言葉にしてみてください。
✅【30分 無料オンライン相談はこちら】
https://livelylifecare.com/counseling/#counseling
◆さいごに
「違和感」は、心が出すとても優しいサインです。
「立ち止まってもいいよ」「ひとりで抱えなくていいよ」と、
静かに語りかけてくれているのかもしれません。
私自身、家族やクライエントの皆さんから多くのことを学んできました。
今では、見えにくい心のサインにも丁寧に耳を傾けたいと、強く思っています。
もし今、あなたの中に少しでもモヤモヤがあるなら、
その気持ちを、どうか大切にしてあげてくださいね。