はじめまして
はじめまして。
慣れない海外生活の中で、ふと「誰かに話したい」と思うことはありませんか?
私は2015年からカウンセラーとして活動し、昨年4月からはメンタルクリニックで心理士として勤務してきました。来月からは勤務日が増え、より多くの方をサポートできるようになります。ありがたいことに、クライエントの皆さんからも「気持ちが楽になった」「改善した」と喜んでいただけることが増えました。そういう瞬間が何より嬉しいです。
これまで私はソニーでの仕事と心理士の二足のわらじを履いていましたが、これからは駐在員とそのご家族のメンタルサポートにより力を入れていきたいと考えています。新興国への海外赴任では、言葉が通じず、治安の不安や、日本とは異なる文化や風習に戸惑うことが多いですよね。でも、いざ相談しようと思っても、「こんなことで相談していいのかな?」「本当に気持ちが楽になるのかな?」「どれくらい悩んでいたら相談すべき?」と迷うこともあるかもしれません。特にメンタルの悩みは、周囲に理解されにくかったり、自分でも整理しきれなかったりすることがありますよね。
私自身、1993年から1997年までブラジルに駐在し、妻と共に言葉の壁や文化の違いに苦労しながらも、家族の絆を深めることができました。その後、2000年から2006年までは欧州(オランダ・UK)で駐在し、非ネイティブとしての苦労を乗り越え、家族と共に適応してきました。これらの経験を通じて、海外生活の困難さや、それを乗り越えるための工夫を身をもって学びました。また、子供3人とも海外で生まれ、現地の学校とのやり取りには苦労しました。言葉の壁や文化の違いに戸惑いながらも、試行錯誤を重ねて子供たちの教育環境を整えてきました。
だからこそ、今、海外駐在員やそのご家族が気軽に相談できる場を提供したいと思っています。「支援してくれる場所がある」と知ってもらうだけでも十分に貢献できるのではと考えています。
気持ちが不安になったり、誰かに話を聞いてほしいと感じたときは、ぜひ気軽に相談してくださいね。